【初心者目線】劇団四季「ウィキッド」を観てきた|あらすじと感想 2023.1.7

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おでかけ

再演熱望されていた劇団四季の「ウィキッド」
劇団創立70周年を記念して10年ぶりに10月から東京で公演をしており、1月27日が千秋楽となっています。

そんな私ですがミュージカル観劇初心者です。劇団四季のミュージカルはウィキッド以外「ライオンキング」「リトルマーメイド」「美女と野獣」とディズニー映画の物しか見たことがなく、演者さんについてもよくわかりません。

ウィキッドに関しては私が初めて観た劇団四季のミュージカル。過去に大阪で公演されていた時にウィキッドを観に行き衝撃を受け、その後に東京公演された際も観に行きました。
あれから約10年。ウィキッドが東京に戻ってきた!
必死になってチケットを取り11月にも1回観に行きましたが、今回は千秋楽前の私にとっての最後の観劇。忘れないように、素人ながら記録していきます。

もーふ
もーふ

演者さんについてもよくわかってないですが、素人が感じたままに記していきます。やさしい気持ちで見守ってください。

ウィキッドのあらすじ

ウィキッドを知らない方のために、簡単なあらすじを。

舞台は自由の国・オズ。
人間と動物が同じ言葉を話し一緒に暮らしていました。

魔法の力を持ち緑色の肌をしているエルファバはシズ大学に入学。
美しく周りからも愛されている人気者のグリンダと、ひょんなことからルームメイトになる。

見た目も性格も全然違う二人。
最初は反発ばかりしていたがお互いの心に触れるうち、だんだんとお互いの存在がかけがえのないものになっていく。

一方オズの国内では、動物たちがだんだんと言葉が話せなくなっていた。

ある日、オズの国を支配している魔法使いから招待状が届き、エルファバはグリンダは一緒に大都会エメラルドシティへ向かう。そこで大きな秘密を知ってしまったエルファバは、一人で戦うことを決める。

エルファバはオズの国の人たちに「悪い魔女」として広められられ、国中から追われることになる。一方グリンダは、オズの国を救うシンボル「繕い(よい)魔女」として祭り上げられる。

心の内では相手を想い合っているエルファバとグリンダ。
二人の思いとは裏腹に対立の道を歩んでいく。

劇の最初は、悪い魔女は死んだというところからスタートします。
そこから悪い魔女の生まれた理由・善い魔女グリンダが悪い魔女と友達だったというのは本当なのか?といったことを国民から聞かれ、グリンダが語っていくように話が進んでいきます。

2023年1月7日の出演キャスト・席の位置

※敬称略
グリンダ	真瀬 はるか 
エルファバ	小林 美沙希
ネッサローズ	若奈 まりえ
マダム・モリブル	秋本 みな子
フィエロ	カイサー タティク
ボック	 平田 了祐
ディラモンド教授	平良 交一 
オズの魔法使い	飯野 おさみ

【男性アンサンブル】
清川 晶
権頭 雄太朗
熊川 剣一
佐野 隼平
安倍 大夢
岸 佳宏
菱山 亮祐
文永 傑

【女性アンサンブル】
織田 なつ美
石橋 杏実
新宮 有香子
竹田 理央
柏谷 巴絵
藤田 真由美
馬場 杏奈
石田 真子
結城 湊海



そして、席は1階14列12番。
角度はこんな感じ。ステージまでの距離は広角レンズで撮ったので実際は座った時の方が近く感じました。

素人なりに感想を綴っていきます

エルファバ役 小林 美沙希さん

調べたところ、小林 美沙希さんは2019年に研究所に入所し「オペラ座」のアンサンブルとして2021年6月にデビュー。そこからのエルファバ役に抜擢され、初めて主役を演じています。

実は前回11月に観に行った際にも小林さんエルファバでした。
私にとって10年ぶりのウィキッドで思い入れもあり、頭の中でエルファバが出来上がってしまっている状態。たぶん理想も含まれてしまっているなかで観た小林さんのエルファバは、まさしく自分が思い描いているエルファバそのものでした。力強くて表現も豊かで、本当にエルファバがそこにいる。
そして二度目の今回は前回見た時より何倍もパワーが上がったような感覚を受けた。表現の仕方も増していて、本当に本当にエルファバでした。(語彙力なさすぎですが)

歌ももちろんだけど、歌の中で気持ちが溢れたセリフのように発せられた言葉に何度も惹きつけられました。

初めて人に褒められたと喜びを歌う「魔法使いと私」で、嬉しさが込み上げてきているエルファバの姿がとても輝いていて印象的。
グリンダから帽子をもらったシーン、戸惑いながらも最後は本当に嬉しそうにニコッとして去っていく姿が愛おしすぎました。

戦いに向かっていく姿を歌う「自由を求めて」で圧巻のパワフルさに気持ちを持っていかれたし、最後エルファバが死に向かっていくときに、グリンダと目を見合わせて「しーっ」と人差し指をお互いに立ててカーテンの奥へ向かっていった時の切なさがなんとも言えなかったです。

またウィキッドを観たいと思わせてくれる最高のエルファバでした。

グリンダ役 真瀬 はるかさん

真瀬はるかさんは、2006〜2012年まで宝塚歌劇団で男役で活躍され、2021年から劇団四季に所属されているようです。

11月に観たときは真瀬はるかさんではなかったのですが、とても可愛いイメージ通りのグリンダでした。そのイメージを持ったまま真瀬さんグリンダを観た時の最初の印象は、パワフルなグリンダ。
可愛さだけじゃなくて力強さのようなものも感じました。

無知な私は「パワフルさがあるからグリンダとイメージ違うのかな?」と思ったら大違い。反省しました。グリンダの愛されおバカキャラが全開で見ていて本当に楽しかった!

パワフルさが逆に、後半自分の進むべき道を迷いながらも信じて進んでいく力強さに加わっていたような印象で、芯の強さを感じました。ただただ可愛いだけのグリンダじゃなく、私にとっては新しいグリンダを観せていただき、またウィキッドの魅力に引き込まれました。

フィエロ役 カイサー タティクさん

カイサー タティクさんは、中国の少数民族タジク族の出身だそう。
小さな頃から少数民族の伝統舞踏や民謡の児童芸術団に所属し。2015年に劇団四季へ入団し「キャッツ」などいくつものミュージカルに出演されているようです。

そんなカイサーさんフィエロは、まさしく私のイメージ通りのフィエロでした。
前回観た方は少し幼いイメージを受けましたが新しいフィエロを観せていただき、この方も好きでした。今回観たカイサーさんフィエロは声がこもったような感じでハスキーさもあり、それでいてパワーもあり。私の中にすっと自然に入ってきたフィエロでした。そしてダンスもお上手で、登場後のシーン「人生を踊り明かせ」で周りの学生たちと同じようにワクワクした気持ちで引き込まれていきました。

ネッサローズ役 若奈 まりえさん

若奈さんネッサは私にとって初めて出会ったネッサローズでした!
今まで出会ったネッサもイメージ通りのネッサでしたが、若奈さんネッサはとっても可愛い声でまさに妹と言った感じ。声優さんも出来そうな本当に可愛い声でした。

後半のネッサが総督になった部分で可愛さが影響するのか?と思ったけど、全くそんなことはなく綺麗に大人に成長したネッサローズがそこにいました。

この記事を書くために若奈まりえさんのことを調べたのですが、2011年から劇団四季に所属したくさんの役をされていて、リトルマーメイドのアリエル役もやられていたのですね。納得!
無知とはなんと恥ずかしいもので・・・本当に素敵な可愛いネッサローズでした。

購入したウィキッドのグッズたち

前回の観劇の際はプログラム、劇団四季ベアのソワーレ2体(マチーネは完売でした)、ベア着せ替えができるコスチューム(エルファバとフィエロ)を購入していました。

そして今回はもちろんこれ!

マチーネが復活しており、マチーネと合わせてグリンダのコスチュームを購入しました。
写真だとあまり違わず見えますがマチーネは薄いベージュ色、ソワーレは少し濃いめのベージュ色です。これで3体揃いました。可愛すぎます。


劇団四季ベアのマチーネ・ソワーレは2023年の8月から登場し、大人気でしばらく売り切れとなっていたようですが、今回劇団四季ベア(2024)として再販になった模様。
今回の劇団四季ベアは手と足が動かせるようになったような気がします。先にお迎えしたソワーレ2体は動かないような・・・。

そして、ボールペンも購入しました。ZEBRAのSARASA 0.5mmでインクの色はグリーンブラックです。ノックする部分とクリップ部分がゴールドで少し重みもあり高級感があります。
書き心地も軽く、グリーンブラックのインクがテンションあがる!買ってよかったと思えるグッズでした。

大阪四季劇場にて 2024年8月15日(木)開幕|チケットは?

東京公演は2024年1月27日で千秋楽を迎えます。そんなウィキッドですが、大阪公演も実現することになりました!
大阪公演のプロモーション映像もあります。現在の東京公演のキャストの映像のようです。

現在チケット販売日時については未定となっています。
東京公演の際は、四季の会の会員のみに向けた先行販売で完売するという事態に。私は四季の会の会員ではないため絶望しました。その時にチケットぴあなどで販売する分もあるということを知り、チケットぴあで先行しての抽選に参加し2公演分を無事にゲットしました。

その際に、ぴあカードに申し込むと先行抽選に参加できるとのことだったのでぴあカードも作成。
四季の会の会員ではない方は、チケットぴあも確認しておくと安心かもしれません。

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ウィキッドの魅力を再確認させてくれた観劇でした

私にミュージカル観劇デビューをさせてくれたウィキッド。
思い入れも深く、10年という年月が私の中で理想のウィキッドを作り上げてしまっていましたが、それをさらに上回ってきてまた新たなウィキッドを観ることができました。もっともっとウィキッドが好きになり、やっぱり私の中で一番好きなミュージカルだなと感じました

次はいつウィキッドを観られるだろう。
現段階では大阪公演に行く予定はなく、もしかしたらもう観られないかもしれない。今回の観劇を忘れないように、またウィキッドへの思いを深めていこうと思います。

もーふ
もーふ

多くの人に観てほしい!
みんなにこの気持ちを感じてほしいと思う本当に最高のミュージカルです。

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