私にとってなんとも嬉しいニュースが舞い込んできました!
あのバックトゥーザフューチャーが劇団四季の新作ミュージカルとして上演されるそう。四季劇場[秋]でロングラン上演が決定しているようです。
とても嬉しく思った反面、ふと疑問に思ったのはバックトゥーザフューチャーってミュージカルになるの?
私はミュージカル好きですが詳しくありません。映画のバックトゥーザフューチャーは好きですが、これがミュージカルに?と不思議な感覚になりました。
そこでミュージカル「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を調べてみることにしました!
ミュージカル『バック・トゥー・ザ・フューチャー』
元々は1985年公開の大ヒット映画で、エメット・ブラウン博士(通称ドク)がデロリアンと呼ばれるタイムマシンを発明し、そこからすったもんだあり最後までハラハラドキドキさせてくれるSF映画です。
調べたところ、企画から8年かけ海外ではすでにミュージカルの上演がされていました。2020年のイギリス・マンチェスター、2021年のロンドン・ウェストエンドにて開幕され、大きな話題に。2022年には英国演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にて最優秀新作ミュージカル賞を受賞。2023年にはブロードウェイ公演が開幕したとのこと。
海外で賞も取っているミュージカルだということを今回初めて知りました。
映画のファンも楽しめるの?
映画ファンがしっかり楽しめるのか。がっかりした気持ちにならないだろうか。映画好きからしたらやはり不安な気持ちになることかと思います。
ですが、バックトゥーザフューチャーのミュージカルは映画の製作陣も多数参加しています。
脚本は、映画の脚本も務めたボブ・ゲイルが担当。映画の魅力はそのままに、コメディ色の強いエンターテインメントショーとして再構築。ドクのキャラクターを映画よりもさらにコミカルにアレンジしているそうです。
また映画シリーズで音楽を担当したアラン・シルヴェストリと、ミュージカルで新たに参加したグレン・バラードにより新たな楽曲も追加されたようです。映画の中でも使用された「The Power of Love」や「Johnny B. Goode」なども引き続き使用されるそうで、映画ファンもワクワクしますね!
何より、映画の脚本を務めた方が脚本を担当しているとのことで、原作を大事にしながらミュージカルの良さも加わることに嬉しさと期待に包まれます。
デロリアンももちろん登場!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に欠かせない存在のタイムマシン・デロリアン。こちらは美術デザインを手掛けたティム・ハトリーにより緻密に再現され、実際に人が乗り込める実物大だそうです。
デロリアンを用いて表現されるタイムトラベルシーンは最新技術を駆使した映像、照明、音響が見事に一体化しデロリアンの疾走感が表現されます。まるでアトラクションを体験しているかのようだとのこと。
個人的にはデロリアンの再現と疾走感をどんな風に表現してるのかが一番気になっているところなので、とても楽しみな部分です。
なぜ劇団四季がバック・トゥー・ザ・フューチャーを?
私は劇団四季のミュージカルはウィキッド、リトルマーメイド、美女と野獣、ライオンキング と元々歌とストーリーがすごく密接でじっくりとストーリーを楽しむタイプのミュージカルしか知りません。この表現も正しくないのかもしれませんが・・・
反対にバック・トゥ・ザ・フューチャーはとにかく疾走感があって、このスピード感こそがワクワクとハラハラを感じさせてくれていると思っています。バック・トゥ・ザ・フューチャーにミュージカルの歌が入るのがいまだにピンときていない私ですが、劇団四季の制作発表会見では、吉田社長から、なぜ四季が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の上演権を獲得したのかその理由が語られたそうです。
2022年に初めてロンドン・ウエストエンドで本作を観劇した際、1950年代にタイムスリップしたような圧倒的な没入感と、コメディタッチでありながら、四季の理念である「人生は素晴らしい、生きるに値する」とのメッセージを受け取り感銘を受けたとのこと。また、これまで演劇やミュージカルにあまり興味を持っていなかった大人の男性にもリーチでき、新規の潜在的観客を獲得できる作品だと確信したそうだ。
エンタメ特化型情報メディア スパイス
私は、劇団四季の吉田社長から発せられた「圧倒的な没入感」という言葉にとても惹きつけられました。ミュージカル × バック・トゥ・ザ・フューチャーに少し違和感を拭えずにいる私にとって“圧倒的な没入感”を感じることが出来るミュージカルだなんて。否が応でも期待せずにはいられないものとなりました。
結果、ワクワクが止まらない!
最初にミュージカルでバック・トゥ・ザ・フューチャーと聞いた時は、実際はワクワクと同時に違和感というか不安というか少し不思議な感情がありました。
ですが今はとにかく楽しみで仕方ありません。チケット予約は2024年12月からとのこと。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの疾走感、デロリアンの再現、映画よりもさらにコミカルに表現されるであろうドクとの出会いを楽しみに待ちたいと思います!
詳しい情報が分かり次第追記していきたいと思います。
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